命の主役は、私たちではありません
24時間対応をしていない理由。
それは、命の主役は私たちではないと思っているからです。
スタイル訪問看護ステーションは、24時間対応を行っていません。
「24時間対応がないと、本当に支えられるのですか?」
そう尋ねられることがあります。
もちろん、24時間対応が必要な方もいます。
そのような場合は、その方に合った支援体制を選ぶことが大切だと考えています。
でも、私たちが目指しているのは、「いつでも駆けつけられること」ではありません。
その人が、その人らしく、生ききる力を支えること。
それが、私たちの看護であり、リハビリです。
命を生きるのは、ご本人です
命を生きるのは、ご本人です。そして、そのそばで共に生きるのは、ご家族や大切な人たちです。
私たち医療者は、その人生の主役ではありません。
苦しいときに支え、迷ったときに一緒に考え、必要な時には力を貸す。
でも、その人の人生を代わりに生きることはできません。
だからこそ私たちは、「何でもやってあげる支援」ではなく、病気と共に生きる力を育む支援を大切にしています。
夜を安心して越え、朝を迎えるために
私たちは夜間や休日に駆けつけることはできません。
だからこそ、いつもスタッフ同士で問い続けています。
- 夜を安心して越えて、朝を迎えるために、日中に私たちができることは何だろう。
- 次の訪問までに何が起こるだろう。
- どんな準備をしておけば安心につながるだろう。
- ご本人は何に迷うだろう。
- ご家族は何に困るだろう。
- 誰とつながっておけば、その人らしい暮らしを守れるだろう。
私たちは、その場だけを見るのではなく、「自分たちがいない時間」を想像しながら支援しています。
その積み重ねが、アセスメント力や予測する力、多職種との連携力、家族支援の力を育ててくれました。
そして何より、離れていても「あの人たちがいるから大丈夫」と思っていただける信頼関係を築くことを大切にしています。

命に向き合う覚悟は、お互いに育んでいくもの
命に向き合う覚悟は、お互いに育んでいくもの。
私たちは、「誰かが何とかしてくれる」という支援は目指していません。
ご本人にも、ご家族にも、自分の人生を生きる覚悟があります。
そして私たち支援者にも、「手を出せない時間をどう守るのか」を考え抜く覚悟があります。
すぐに手を出すことだけが支援ではありません。
- 信じて待つこと。
- 考える時間をつくること。
- 失敗する経験まで奪わないこと。
- その人が、自分で決め、自分で選び、自分で生きる力を信じること。
それもまた、私たちの大切な仕事だと思っています。
働く人の人生も、大切な命の時間です
働く人の人生も、大切な命の時間です。
スタイルは、利用者さんの人生だけではなく、働くスタッフの人生も大切にしたいと考えています。
支援者自身が疲れ切り、余裕を失ってしまえば、本当の意味で命に向き合い続けることはできません。
だからこそ、自分自身の生活を整え、心に余白を持ち、一人の人間として豊かに生きることも、専門職として大切な力だと考えています。
- 夜がないからこそ、昼間に120%届ける。
- 限られた時間だからこそ、一回一回の訪問に本気で向き合う。
- 目の前の命に、妥協しない。
それが、私たちの働き方です。
私たちが一緒に働きたい人
命は、誰かが代わりに生きるものではありません。
だからこそ私たちは、利用者さんの「生きる力」を信じ、ご家族の力を信じ、地域の力を信じています。
そして同じように、一緒に働く仲間の力も信じています。
完璧な人を求めているわけではありません。
でも、限られた時間の中で、「どうすればもっとその人らしく生きられるだろう」と本気で考え続けられる人。
目の前の命を尊び、自分自身の人生も大切にしながら、専門職として成長し続けたい人。
そんな仲間と一緒に、看護やリハビリを届けていきたいと思っています。


